googlewebアフィリエイト

Google AdSense お支払い設定

google
スポンサーリンク

Google AdSense の残高が8000円を超えたら支払いが開始されます。その際に必須とされる入力事項や気を付けるべき事柄をまとめてみます。

スポンサーリンク
2025 Amazonふるさと納税
2025 Amazonふるさと納税

Google AdSenseのお支払いページとは?

機能概要と役割

Google AdSenseのお支払いページは、獲得した広告収益を確認し、銀行口座を登録して確実に受け取るための重要な場所です。収益が一定の基準額に達すると、支払い方法の設定が可能になります。日本に住んでいる場合、通常は銀行振込での受け取りとなります。このページでは、収益の残高や支払い履歴の確認、そして銀行口座の登録や変更を行うことができます。

報酬の受け取りに必要な設定の起点

お支払いページは、報酬を受け取るための設定を行う場所です。ここでは、銀行口座やMastercardを支払い方法として登録できます。また、お客様からの入金や未払い額を管理する「売上債権処理」を効率化し、キャッシュフローを改善する目的もあります。このページでの情報登録が完了していないと、支払いが遅れる原因となる可能性があります。

お支払い設定が必要になるタイミングとは?

最低支払い基準額(8,000円)について

Google AdSenseでは、収益が「お支払い基準額」に達しないと支払いが実行されません。日本の場合は、この基準額が8,000円に設定されています。収益が8,000円未満の場合、支払いは保留され、翌月以降の収益と合算されます。収益残高が8,000円を超えると、支払いプロセスが開始されます。なお、お支払い基準額は8,000円から最大100万円まで変更可能です。

「お支払いアカウントをご確認ください」の表示条件

Google AdSenseで「お支払いアカウントをご確認ください」という通知が表示された場合、それは収益を受け取るための準備ができていないことを意味します。この通知は、収益が最低支払い基準額に達した際に、銀行口座の登録、住所、税務情報などが未入力であるか、情報に不備がある場合に表示されます。この状態を放置すると、せっかく得た収益が保留されてしまうため、早急にこれらの情報を確認・設定する必要があります。お支払いアカウントでは、残高の確認、支払い方法の追加、支払い設定の管理が行えます。

お支払いページの基本構成と各項目の意味

残高・支払い履歴

Google AdSenseのお支払いページでは、現在の収益残高と過去の支払い履歴を確認できます。毎月のおおよその収益は集計され、翌月の初めに確定額が残高に反映されます。支払い履歴は「取引」ページで確認でき、月ごとや取引の種類ごとに表示されます。これにより、これまでの収益や支払われた金額、支払い日などを把握し、収益管理を効率的に行うことができます。確定した金額は、支払い履歴に表示されます。

お支払い方法の登録

Google AdSenseの収益を受け取るには、お支払いページで銀行口座情報を登録する必要があります。口座名義や金融機関名、支店名、口座番号などの必要な情報を正確に入力することで、収益が一定額に達した際に自動的に振り込まれます。銀行口座を登録すると、Googleから少額の「テストデポジット」が振り込まれるため、その金額を確認して入力することで、登録が完了します。この手続きを完了させることで、収益をスムーズに受け取ることが可能になります。

税務情報の提出

Google AdSenseでは、収益を受け取る前に税務情報の提出が必要です。これは、Googleが適切に税金を処理するために必要な手続きであり、未提出の場合は支払いが保留されることがあります。2021年からは、米国に税金を納める必要がないことを申告するために税務情報の提出が求められるようになりました。また、2023年頃からは、日本在住のAdSenseユーザーもシンガポールへの税務情報の送信が必要になっています。

提出画面では、名前や居住地の住所をローマ字で入力し、場合によっては運転免許証やマイナンバーカードなどの証明書を添付する必要があります。情報に誤りや未入力があると、支払いが遅れる原因となるため、正確な入力が重要です。日本に居住している場合でも、米国での収益には最大30%の税率が適用される可能性がありますが、税務情報を提出することでこの税率を上限とすることができます。

アカウントのステータス

お支払いページには、アカウントの状態を確認できる項目があります。ここでは、アカウントが正常に機能しているか、支払い手続きが進められる状態かどうかがわかります。このステータスは、情報が未登録だったり、確認中であったり、ポリシー違反で制限がかかっていたりする場合に表示されます。これにより、支払いが止まる原因をすぐに特定し、次に何をすべきかが一目でわかります。

銀行口座の登録手順と注意点

登録方法のステップ解説

銀行口座の登録は、AdSenseで収益を受け取るための基本ステップであり、正確に行うことが重要です。

赤枠の[お支払い]に移動を選ぶとお支払いページへ移動します。

Google AdSenseサイトの左メニューで「お支払い」>「お支払い情報」からでもお支払いページへ移動します。

収益残高が8,000円を超えると「お支払い基準額の100%に達しました」と表示され、支払いプロセスが開始されます。「お支払い方法を追加」を選ぶと受け取る金融機関の登録ができます。

収益残高が8,000円未満でも金融機関は登録できます。

  1. 銀行口座の名義:銀行のキャッシュカードや通帳の表記に合わせます。カタカナは半角になっているか全角になっているかも注意します。法人名義の場合は登記簿通りにし、【 カ) 】はそのまま入力します。
  2. アカウントの種類(受取人口座種目):「当座」、「普通」、「その他」の3つから銀行口座の種別を選択します。一般的に「普通預金」を選ぶケースがほとんどですが、事業用として当座預金を利用している場合には「当座」を選択します。
  3. 銀行コード:登録する金融機関を識別するための4桁の番号で銀行のキャッシュカードや通帳に記載があります。見つからなければ【全銀協の会員一覧】からも確認できます。
  4. 支店コード:口座を開設した支店を示す3桁の番号で、銀行のキャッシュカードや通帳に記載があります。
  5. 口座番号(受取人口座番号):個人の口座を特定するための番号で、銀行のキャッシュカードや通帳に記載があります。通常は7桁ですが、口座によっては6桁以下の場合もあるのでその際には先頭に「0」を足して7桁に揃えます。
  6. メインのお支払い方法に設定:この項目は、登録した口座をAdSenseからの報酬の受け取り先として指定するかどうかを決めるもので、複数の口座を登録できます。実際に入金されるのは「メイン」に設定した口座のみになります。最初に登録する場合は必ずチェックを入れておきます。

上記の通り、Googleからのデポジット(お試し入金)を数日待ちます。

デポジットがされるまで上記の様に「確認待ち」となります。デポジット後の流れは下記の通りになります。

デポジット確認の流れ

デポジット:「一時的な預かり金」や「保証金」のことです。

AdSenseに銀行口座を登録すると、その口座が本当にあなたのものかどうかを確かめるために、数十円ほどの少額のお金が振り込まれることがあります。

このお金が振り込まれたら、通帳やネットバンキングで金額を確認し、その数字をAdSenseの管理画面に入力します。これで口座の確認が完了します。

よくあるエラーと対処法

銀行口座の登録では、入力内容や確認手順の不備によってエラーが発生することがありまうす。代表的なエラーとその対処法をまとめると以下のようになります。

  1. 口座名義の不一致
    登録名義と銀行口座名義が一致していないとエラーが出ます。特に個人名義をカタカナで入力する際に全角・半角を間違えるケースが多くあります。口座開設時の正式表記を確認して入力しましょう。
  2. 支店名・支店コードの誤入力
    銀行支店名を略称で入力したり、コードを間違えたりすると登録が失敗します。公式サイトや通帳に記載された支店コードを確認して入力しましょう。
  3. デポジット金額の入力ミス
    確認のための小額入金を正しく入力しないと承認が進みません。金額は入金明細をそのまま参照し、桁や小数点を誤らないようにすることが重要です。
  4. 口座の種類選択ミス
    普通預金と当座預金を誤って選択すると振込が拒否される場合があります。登録前に口座種別を確認しておきましょう。

こうしたエラーは小さな入力ミスから生じることが多く、事前に口座情報を確認しながら慎重に登録することが解決への近道です。

本人確認とPINコードの入力について

この項目は、これからgoogle adsenseを始める人がその申請をするタイミングの話です。

本人確認書類の種類

Google AdSenseで収益を受け取るためには、本人確認が必要です。この手続きには、公的な身分証明書を使用します。一般的に本人確認書類として利用できるのは以下のものです。

  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証

これらの書類は、所得税の確定申告などの行政手続きでも本人確認に使われています。不正な支払いがないように、収益を安全に受け取るための重要なプロセスです。

PINコードの発送と入力期限

Google AdSenseで収益を受け取るためには、PINコードによる住所確認が必要です。これは、累積収益が1,000円に達すると、登録された住所にPINコードが記載された郵便物として自動的に発送されます。

PINコードの入力と期限

PINコードが届いたら、AdSenseアカウントにログインし、「お支払い」から「適格性の確認」に進み、郵便物に記載されているPINコードを正確に入力します。
PINコードは海外から発送されるため、通常2〜4週間程度かかります。このPINコードの入力は、最初の発送日から4ヶ月以内に行う必要があります。期限内に確認が完了しない場合、広告配信が停止される可能性があるため、早めの対応が重要です。

トラブル時の再発行方法

Google AdSenseのPINコードが届かない場合、再発行を依頼できます。通常、最初のPINが発送されてから3週間経っても届かない場合は、再発行をリクエストできます。PINコードは最大4回まで発行できます。再発行されたPINは最初のものと同じコードであり、届くまでに通常と同じく2〜4週間程度かかります。もし3回目の再発行をしても4週間経っても届かない場合は、最終的な再リクエストを行うことになります。PINコードが届かない原因としては、郵便物の配送問題やAdSense側での発送状況、住所登録の不備などが考えられます。

税務情報の提出(特に米国税務)について

W-8BENフォームの概要

Google AdSenseで米国以外の居住者が収益を受け取る際、「W-8BENフォーム」の提出が求められます。これは、米国居住者ではないことを証明し、二重課税を防ぐための重要な書類です。

提出内容
W-8BENフォームには、氏名(ローマ字でフルネーム)、居住国(日本)、住所、そして納税者番号(日本の場合は12桁のマイナンバー)を記入します。これを提出することで、通常30%かかる米国からの収益に対する源泉徴収率を、租税条約に基づいて低く抑えることができます。もし提出しない場合、一律30%の税金が源泉徴収される可能性があるため、収益を最大化するためには正確な入力が不可欠です。

法人向け
法人の場合は「W-8BEN-E」フォームを提出します [5]。

日本在住者が提出すべき内容

日本在住者が米国税務情報の提出(W-8BENフォーム)を行う際に提出すべき内容は以下の通りです。

  1. 提出の確認: まず、Google AdSenseの管理画面で税務情報の提出が求められているかを確認します。
  2. 個人情報の選択: 「個人」として提出することを選択します。
  3. W-8BENフォームの選択: W-8BENフォームを選択して記入を開始します。
  4. 氏名と居住地の入力: 氏名はローマ字でフルネームを入力し、市民権のある国/地域は「日本」を選択します。別の国に居住している場合は、その国を選択します。
  5. 納税者番号(TIN)の入力: 「外国のTIN」の欄に、日本のマイナンバー(個人番号)12桁を入力します。

これらの情報を提出することで、日本で発生した収益であることを明確にし、米国での税金徴収を回避または軽減することができます。この手続きは、2021年3月10日の発表以降、日本在住のYouTubeパートナープログラム利用者にも必要となっています。税務フォームの提出と、租税条約の恩典の申請(対象者のみ)は、毎年12月10日までに完了することが重要です。

源泉徴収率と収益への影響

Google AdSenseでは、米国の税法(Internal Revenue Code Chapter 3)に基づき、米国の視聴者から得た収益に対して源泉徴収が行われる可能性があります。これは、Googleが米国企業であることから、米国に課税権が生じるためです。

税務情報を提出しない場合、AdSense収益の最大24%が源泉徴収される可能性があります。この控除は、米国からの収益に限定されず、場合によっては全世界の収益に対して適用されることもあるため、提出を怠ると収益に大きな影響が出ることになります。

一方、日本と米国の間には租税条約が締結されており、適切な税務情報を提出することで、源泉徴収率を軽減または免除することが可能です。具体的には、以下のような条項が適用されます。

  • 著作権ロイヤリティ(広告収益):租税条約第12条により、源泉徴収率は0%
  • サービス収益(コンテンツ提供等):租税条約第7条により、源泉徴収率は0%

これらの条項を適用するには、AdSenseの「税務情報」セクションでW-8BENフォームを提出し、租税条約の適用申請を行う必要があります。申請が承認されれば、米国からの収益に対する源泉徴収は行われず、収益は全額支払われます。

なお、税務情報の提出が遅れた場合や誤った内容で申告した場合には、源泉徴収が発生する可能性があります。その場合でも、日本の確定申告において「外国税額控除」を利用することで、一定の税額調整が可能です。ただし、控除には上限や条件があるため、必ずしも全額が返還されるとは限りません。

AdSense収益を最大限に活かすためには、税務情報の正確な提出と租税条約の適用申請が不可欠です。収益性を維持するためにも、税務対応は早期に確実に行うことが重要です。

支払いスケジュールと報酬の受け取り方法

毎月の支払いタイミング

Google AdSenseの報酬は月単位で集計され、翌月に支払い処理が行われます。具体的なスケジュールは以下の通りです。

  • 毎月1日〜月末:収益が日々加算され、月末時点での合計が「推定収益額」として表示されます。
  • 翌月3日頃:前月分の収益が「確定収益額」として確定され、AdSenseの「お支払い」ページに反映されます。
  • 毎月20日まで:支払い情報の変更(口座情報や保留解除など)はこの日までに完了しておく必要があります。
  • 毎月21日〜26日頃:確定収益が支払い処理され、登録済みの銀行口座へ送金されます。送金状況は「お支払い」ページで確認できます。
  • 振込完了までの期間:通常、支払い処理開始から7営業日以内に着金します。土日祝日を挟む場合は翌営業日以降となることがあります。

なお、支払いが行われるためには、前月末時点での残高が「お支払い基準額」(日本では8,000円)を超えている必要があります。基準額に満たない場合は翌月に繰り越され、合算で基準額を超えたタイミングで支払い対象となります。

支払い履歴の確認方法

Google AdSenseでは、過去の支払い状況を「取引」ページから確認することができます。収益の確定額や支払い日、振込額などを一覧で把握できるため、帳簿管理や確定申告の際にも役立ちます。

確認手順は以下の通りです。

  1. AdSenseアカウントにログインします。
  2. 左側メニューから「お支払い」→「お支払い情報」を選択します。
  3. 表示された画面で「取引を表示する」をクリックします。
  4. 取引履歴が一覧表示され、各月の収益確定額、支払い額、調整、税金などが確認できます。
  5. 必要に応じて、期間や取引の種類(収益、支払い、税金など)でフィルタをかけることも可能です。
  6. 各月の明細はCSV形式でダウンロードでき、スプレッドシートなどで管理することもできます。
  7. 特定の支払いに関しては、領収書を表示・印刷することも可能です。

デフォルトでは直近3か月分の取引が表示されますが、カスタム期間を指定することで過去の履歴も確認できます。支払い履歴は、収益管理だけでなく、税務処理や収支分析にも活用できる重要な情報源となります。

支払いが遅れた場合の対応

Google AdSenseでは、通常毎月21日〜26日頃に報酬の支払い処理が行われますが、まれに振込が遅れるケースがあります。支払いが予定日を過ぎても着金しない場合は、以下の点を確認することで原因を特定し、適切に対応することができます。

  1. 支払い基準額に達しているか確認する
    AdSenseでは、報酬が「お支払い基準額」(日本では8,000円)を超えていない場合、支払いは翌月以降に繰り越されます。前月末時点での残高が基準額に達しているかを「お支払い」ページで確認します。
  2. 支払い方法が正しく設定されているか確認する
    銀行口座の登録が未完了、または口座確認が済んでいない場合、支払い処理が保留されることがあります。AdSenseの「お支払い情報」画面で、登録口座のステータスが「確認済み」になっているかを確認します。Googleからの少額入金(例:5円)を受け取り、その金額をAdSenseに入力することで口座確認が完了します。
  3. 「要ご対応」メッセージが表示されていないか確認する
    AdSenseの管理画面に「要ご対応: お支払いアカウントをご確認ください」などの警告が表示されている場合は、設定に不備がある可能性があります。該当メッセージのリンクをクリックし、指示に従って設定を修正します。
  4. 銀行側の処理状況を確認する
    Googleからの送金が完了していても、銀行側の処理に時間がかかる場合があります。特に土日祝日を挟む場合は、着金が翌営業日以降になることがあります。振込予定日から数日経過しても入金が確認できない場合は、銀行に問い合わせることが推奨されます。
  5. Googleのヘルプページでトラブルシューティングを行う
    AdSense公式のお支払いに関するトラブルシューティングページでは、支払い遅延の原因や対処方法が体系的に案内されています。問題が解決しない場合は、こちらを参照しながら手順を確認することで、より確実な対応が可能になります。

よくある質問とトラブルシューティング

支払いが保留される原因

Google AdSenseでは、報酬の支払いが保留されることがあります。これは一時的な処理遅延ではなく、アカウント設定や本人確認に関する未完了事項が原因であることが多く、以下のようなケースが代表的です。

  1. 税務情報の未提出
    米国税務情報(W-8BENなど)の提出が完了していない場合、支払いが保留されます。特に日本在住者は、租税条約の適用申請を含めた正確な情報の入力が必要です。
  2. 本人確認の未完了
    Googleから送付されるPINコードを入力して住所確認を行う必要があります。PINが届かない場合は再送依頼が可能です。また、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)の提出が求められることもあります。
  3. 支払い方法の未設定
    銀行口座などの支払い方法が未登録、または口座確認が未完了の場合、支払い処理は保留されます。少額のテスト入金を確認し、正しい金額を入力することで口座認証が完了します。
  4. コンプライアンス審査中
    AdSenseアカウントがポリシー違反や不正なトラフィックの疑いで審査対象となっている場合、一時的に支払いが保留されることがあります。この場合、調査が完了するまで待機する必要があります。
  5. アカウント保留の設定
    ユーザー自身が「お支払いの保留」を設定している場合、指定した期間が終了するまで支払いは行われません。設定内容は「お支払い」ページから確認・変更が可能です。

支払いが保留されている場合は、AdSenseの「お支払い」ページにアラートが表示されることが多く、そこに記載された手順に従うことで問題を解決できます。定期的な確認と早めの対応を心がけることで、安定した報酬受け取りにつなげることができます。

銀行口座の変更方法

Google AdSenseでは、報酬の振込先となる銀行口座をいつでも変更することができます。口座情報の更新は、AdSenseの「お支払い」ページから簡単に行えますが、いくつかの確認ステップを踏む必要があります。

以下、手順です。

  1. 新しい口座情報の追加
    AdSenseアカウントにログイン後、左側メニューから「お支払い」→「お支払い情報」→「お支払い方法の管理」を選択します。 「お支払い方法を追加」をクリックし、新しい銀行口座の情報を入力します。名義は半角カタカナで、姓と名の間に半角スペースを入れる必要があります。銀行コードや支店コードは、各銀行の公式サイトなどで確認できます。
  2. デポジットによる口座確認
    口座情報を保存すると、Googleから100円未満の少額入金(デポジット)が行われます。これは口座情報が正しいかを確認するための処理です。通常、3〜5営業日以内に入金されますので、通帳記帳やネットバンキングで金額を確認します。
    AdSenseの「お支払い方法の管理」ページに戻り、追加した口座の「確認待ち」ステータスをクリックします。振り込まれた金額を選択して「確認」を行うことで、口座の認証が完了します。
  3. メイン口座の設定変更
    口座の確認が完了したら、再度「お支払い方法の管理」ページを開き、振込先として使用したい口座を「メイン」に設定します。これにより、次回以降の報酬は新しい口座に振り込まれるようになります。

なお、古い口座を削除したい場合は、他に登録済みの口座がある状態で「削除」を選択することができます。

支払い通貨の選択について

Google AdSenseでは、報酬の支払い通貨はアカウントの登録国に応じて自動的に設定されます。日本在住のユーザーの場合、支払い通貨は原則として「日本円(JPY)」となり、他の通貨を選択することはできません。

AdSenseの支払い通貨は、以下の要素によって決定されます。

  • アカウントの登録国
    アカウント作成時に選択した国によって、利用可能な通貨が制限されます。日本を選択した場合は日本円での支払いが標準となります。
  • 支払い方法の種類
    銀行振込(電子送金)が主な支払い方法となっており、通貨の変更は支払い方法の選択によっても制限されます。PayPalや小切手などの選択肢がある国では、通貨の選択肢も異なる場合がありますが、日本では銀行振込のみが利用可能です。
  • 為替レートの適用
    Googleが収益を計算する際には、広告主からの支払いが米ドル建てである場合が多く、これを日本円に換算する際にはGoogle独自の為替レートが適用されます。為替レートは日々変動するため、収益額に若干の差が生じることがあります。

なお、支払い通貨を変更したい場合は、アカウントの登録国そのものを変更する必要がありますが、これは原則として認められていません。どうしても変更が必要な場合は、新しい国で新規アカウントを作成する必要があります。ただし、Googleのポリシー上、複数アカウントの運用には制限があるため注意が必要です。

まとめ:お支払い設定は収益化の第一歩

設定完了後にやるべきこと

Google AdSenseのお支払い設定が完了したら、収益化の基盤は整ったことになります。ただし、実際に安定した収益を得るためには、いくつかの追加対応を行っておくことが重要です。以下に、設定完了後にやるべき代表的な項目をまとめます。

  1. 広告ユニットの作成と設置
    AdSense管理画面から広告ユニットを作成し、サイト内の適切な位置に設置します。自動広告を利用する場合は、タグを貼るだけでGoogleが最適な配置を判断してくれますが、手動で設置する場合は、記事下・サイドバー・目次上など、クリック率の高い箇所を意識することがポイントです。(参考:Google AdSense合格後の手順【アドセンス広告作成】
  2. ads.txtファイルの設置
    広告の正当性を証明し、収益の保護につながるads.txtファイルをサーバーに設置します。Googleが推奨する手続きであり、未設置の場合は警告が表示されることがあります。WordPressを利用している場合は、専用プラグインやFTPでのアップロードが可能です。(参考:Google AdSense ads.txt 設定【画像詳細解説】
  3. プライバシーポリシーの更新
    Google AdSenseを利用している旨を明記したプライバシーポリシーをサイトに掲載します。広告配信に関する情報やCookieの使用についても記載することで、ユーザーとの信頼関係を築くことができます。
  4. 不正クリック対策の導入
    第三者による不正なクリックが原因でアカウント停止となるケースを防ぐため、クリック制限プラグインなどを導入しておくと安心です。特にアクセス数が増えてきた段階では、早めの対策が推奨されます。(参考:Ad Invalid Click Protectorなどのプラグイン導入)
  5. アナリティクスとの連携
    Google AnalyticsとAdSenseを連携させることで、広告のパフォーマンスをより詳細に分析できます。どのページで収益が発生しているかを把握することで、コンテンツの改善にもつながります。(参考:Google Analyticsの導入手順

これらの対応を済ませておくことで、AdSenseの収益化をより安定的かつ効率的に進めることができます。定期的にgoogle adsenseページにアクセスし、新たなインフォメーションなど無いか管理していくことが不可欠です。

アフィリエイトや他の収益手段との連携

Google AdSenseによる収益化が整った後は、アフィリエイトや他の収益手段との連携を検討することで、収益の幅を広げることが可能になります。AdSenseはクリック報酬型の広告である一方、アフィリエイトは成果報酬型であり、両者を適切に組み合わせることで、収益の安定性と最大化を図ることができます。

  1. 併用はポリシー上問題なし
    Googleは、AdSenseとアフィリエイト広告の併用を明確に許可しています。ただし、広告の配置や誘導文の記載には注意が必要です。特に「スポンサーリンク」などのラベルを適切に表示し、誤解を招かないようにすることが求められます。
  2. ページごとの役割分担
    アフィリエイト広告を中心に収益を狙う「キラーページ」では、AdSense広告を非表示にすることで、ユーザーの離脱を防ぎ、成約率を高めることができます。一方、情報提供型の「集客ページ」ではAdSense広告を活用し、PV数に応じた収益を得る構成が有効です。
  3. 広告配置の最適化
    アフィリエイトとAdSenseの広告が競合しないよう、配置位置を調整することが重要です。たとえば、記事冒頭にAdSense、記事中盤以降にアフィリエイト広告を配置することで、ユーザーの動線を自然に誘導できます。自動広告は意図しない位置に表示されることがあるため、手動配置が推奨されます。
  4. 他の収益手段との組み合わせ
    AdSenseやアフィリエイトに加えて、以下のような収益手段を組み合わせることで、収益源の多様化が可能になります。
    ・自社商品の販売(デジタルコンテンツや教材など)
    ・有料メルマガやサブスクリプションモデル
    ・スポンサー記事やタイアップコンテンツ
    ・noteやBrainなど外部プラットフォームとの連携
    これらの手段は、読者との関係性やコンテンツの質によって成果が左右されるため、段階的に導入することが望ましいです。

AdSenseの収益が安定してきた段階で、アフィリエイトや他の収益モデルを組み合わせることで、ブログ全体の収益構造を強化することができます。

以上、Google AdSense お支払い設定についてでした。

hajizo
hajizo

では、おつかれさまでした~

コメント

タイトルとURLをコピーしました