Windows 11 コピーしたテキストや画像ファイルなどを一時的に記憶しておくクリップボード。そのクリップボードの使い方について解説していきます。
目次
設定の開き方
画面下の「スタートボタン(Windows アイコン)」をクリックし、現れた画面の右上の「設定」をクリックします。
左メニュー「システム」を選択し、右側の「クリップボード」を選択します。
クリップボードの履歴
クリップボードの履歴を「オン」にします。
これにより直前にコピーしたものだけでなく、それ以前にコピーした文字や画像などもクリップボード上に保持できるようになります。
クリップボードの履歴を確認する
Windows ロゴキー + V でクリップボードの履歴が確認できます。
貼り付ける場所をクリックしてから、貼り付けたいテキストや画像を選びます。
- クリップボードの履歴は、コピーした 25 項目に制限されます。 新しいクリップボード項目に必要なスペースを確保するため、古い項目 (ピン留めされているものを除く) は自動的に削除されます。
- サイズ制限は、項目ごとに 4 MB です。 テキスト、HTML、およびビットマップがサポートされます。
クリップボードの履歴の操作
画像の場合
- 「…」
操作ボタンを開閉します。 - 「ピン留め」
ピン留めをするとクリップボードに保持され、再起動後にも使用できます。 - 「ゴミ箱」
削除します。
テキストの場合
- 「…」
操作ボタンを開閉します。 - 「ピン留め」
ピン留めをするとクリップボードに保持され、再起動後にも使用できます。 - 「テキストとして貼り付け」
テキストデータのみを貼り付ける場合にはここを選びます。サイズや色などを保持したまま貼り付ける場合には「…」で閉じてから全体を選びます。 - 「ゴミ箱」
削除します。
クリップボードのその他の機能
上部のメニューを選ぶと絵文字なども貼り付けできます。
メニューは「最近使用したもの」「絵文字」「GIF」「顔文字」「記号」「ボードの履歴」が選べます。
デバイス間の共有
クリップボードを他の PC と共有するには 、「デバイス間の共有」で「開始する」を選びます。Microsoft アカウントとパスワードを入力します。クリップボードを共有するPC全てで同じことを行います。
クリップボードのデータを消去する
クリップボードのデータを消去する場合には、クリップボード上で一件一件削除する方法と、「クリップボードのデータを消去する」で「クリア」を選ぶ方法があります。「クリア」を選べばクリップボードのデータを全て消すことができます。なお、ピン留めしたものについては消される心配はありません。
以上、Windows 11 クリップボードの使い方についての解説でした。
では、また~