タイトル

【映画】みなさん、さようなら【1度は見たい映画★★★★☆】

仕事中や勉強中、YouTube の BGM ではちょっと物足りない、
かと言って初めて見る映画ではガッツリと見てしまう。

そんな時、端蔵は何度も見て内容を知っている映画を BGM 代わりに流しています。

今回のおすすめは「みなさん、さようなら」です。

団地がブームだった頃から衰退するまでを背景に描いた懐かしさを感じる映画です。

ぼくはココですべてを知った。恋や友情、親子の絆、大切な人との出会いと別れ。
女の子のことやケンカのやり方、ケーキの作り方まで…。
ユニークな少年と仲間たちの、どこか懐かしい、笑いと感動の物語。

ストーリー

「ぼくは一生、団地の中だけで生きていく ! 」
12歳の春、周囲を仰天させる一大決心をした悟。繁華な団地には肉屋、魚屋、理髪店、衣料品店など何でもそろっている。外出は団地の敷地内だけで充分。初恋も、親友も、就職も、結婚も、何だって団地の中だけで出来る。優しい母親と友人たちに見守られ、悟はそうやって団地の中で日々を過ごし成長していく。だが時が経つにつれ、団地で暮らす友人たちは、ひとり、またひとりと悟の前から去っていき、あんなに賑やかだった団地も少しずつ寂れていってしまう。それでも悟は団地の外に出ようとはしなかった。そしてある日、そんな悟の日常と一大決心を揺るがす、とても大きな出来事が起きるのだった…。

キャスト

濱田岳/倉科カナ/永山絢斗/波瑠/安藤玉恵/志保/ナオミ・オルテガ/田中 圭/ベンガル/大塚寧々

スタッフ

監督:中村義洋/原作:久保寺健彦(「みなさん、さようなら」幻冬舎文庫)/脚本:林 民夫/中村義洋/主題歌:エレファントカシマシ「sweet memory」

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内容紹介

1981年、小学校で起きた事件がトラウマとなり、団地の外へは一歩も踏み出せなくなった渡会悟は、一生団地の中で生きてゆくと決心した。

同級生が中学校を卒業すると同時に、16歳となった悟は団地のケーキ屋へ就職した。

隣に住んでいる幼馴染・波瑠の部屋で淡い青春の時間を過ごし、同窓会で再会した小学校からのマドンナ・倉科カナと婚約し、団地の中だけで何不自由なく過ごしていた。

しかし、団地の中だけで生きてゆくことに窮屈さを感じていたさき・倉科カナは、バイト先で知り合った人と結婚を前提に付き合うつもりだと悟に告げた。


団地の中で起こる、引きこもり、地域の衰退、少年犯罪、外国人労働者、いじめなどの社会問題も取り上げられている。

小学生から30歳までの役を何の違和感もなく演じ切れている濱田岳の名脇役的風貌がこの映画の最大の魅力。

コメディ要素が多いわけではないのだが、金八先生で脚光を浴びた濱田岳が全面に出てきているのでシリアスな場面も何故か気軽に見れてしまう。

濱田岳だから面白い

悟の役を濱田岳がやってるからこそ面白い。

三年B組金八先生の第7シリーズでは、余計な方向へクラスを引っ張っていてしまうおとぼけ役がとてもはまっていました。

3枚目敵風貌で広いおでこ、ハの字型の眉毛につぶらな瞳、濱田岳にはどんな役をやらせても、視聴者を笑わせる要素が盛りだくさんです。

バラエティ番組にもたくさん出ていますが、映画やドラマで割り当てられた役を見ている時の方が個人的には好きです。

搔い摘んだシーン

団地の風景

昭和の初期から中期にかけて団地は一つの街を形成し、たくさんの子供たちの声が聞こえ、若い家族で活気に満ち溢れていた。
敷地内にたくさんの集合住宅が建ち、公園では子供たちが遊び、敷地内の商店街は客で賑わっていた。

団地を去る友達

やがて一人また一人と団地の外に友達が出て行くのを見送る悟。

有里の部屋で悟と有里

有里(波留)は悟(濱田岳)の隣に住んでおり、ベランダ越しに話をすることもあった。
団地の見回りをするのは住んでいる皆の事が知りたいからだという聡に、そんなに知りたいのなら家に遊びに来ればと有里 に誘われた。

悟の部屋で早紀と悟

同窓会の席でクラスのマドンナ的存在だった早紀(倉科カナ)と再開した悟。
悟と同じく早紀も団地の中で就職をし、団地が好きなので外の世界を気にすることなど無い、変わることがいい事だとは思えないと呟き、悟は自分の価値観を肯定されたように感じた。
間も無く、二人は付き合い始め、婚約した。

団地から出ようとする悟とそれを支える早紀

ずっと団地から出られないのは嫌だと早紀が言っていたと、有里に聞いた悟は団地の外に出ようと決意し、先に手を引いてもらうが・・・。

老朽化する団地

あれほど賑わった団地も時間の経過と共に人が去り、やがて住人減少の対策として単身者に限り2DK への入居が認められるようになった。
そのせいか、外国人の居住者が増え、団地は急速に老朽化か進み、いくつかの棟は取り壊しが決まった。

参考/関連

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hajizo

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では、また~

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