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【Chrome拡張機能まとめ】安心して使える!セキュリティ強化5選【セキュリティ・プライバシー強化】

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「このサイト、なんか怪しいけど大丈夫かな…」
「広告が多すぎて、どこから追跡されてるのか分からない」
「パスワード管理が不安で、つい同じものを使い回してしまう」

そんな“なんとなく不安”なネット利用を、Chrome拡張機能で安心に変える方法があります。

セキュリティやプライバシー対策というと、難しそう・面倒そうに感じるかもしれません。 でも実は、信頼できる拡張機能を入れるだけで、あなたのブラウジング環境は劇的に安全になります

この記事では、トラッカー遮断・通信の暗号化・広告ブロック・パスワード管理など、初心者でもすぐに使えるセキュリティ強化ツールを5つ厳選してご紹介します。

「何を入れればいいか分からない」 「とにかく安心してネットを使いたい」 そんな方にこそ、まずはこの5つから始めてみてください。

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DuckDuckGo Privacy Essentials – トラッキング防止&検索保護

この拡張機能で解決できる悩み

  • 「検索履歴や閲覧情報が広告に使われている気がする…」
  • 「どのサイトが安全なのか分からない」
  • 「メールやリンクに仕込まれたトラッカーが怖い」

主な機能と特徴

  • 検索エンジンをDuckDuckGoに自動切り替え
    ・インストールすると、Chromeの既定検索がDuckDuckGoに変更され、検索履歴が一切保存されなくなる
    ・広告のターゲティングやプロファイリングを防止
  • トラッカーの読み込みを自動遮断
    ・サードパーティのスクリプトやCookieを読み込み前にブロック
    ・人気サイトでも非表示のトラッカーを検出・遮断
  • サイトごとのプライバシー評価を表示(A〜F)
    ・アクセス中のサイトがどれだけ安全かをアイコンで可視化
    ・拡張機能アイコンをクリックすると、暗号化状況・トラッカー数・プライバシー慣行などが一覧表示
  • HTTPS接続の強制適用
    ・通信を暗号化し、Wi-FiやISPによる盗聴・監視を防止
    ・クリックしたリンクも自動で安全な接続にアップグレード
  • メールトラッカーの遮断機能
    ・Duckアドレスを使えば、開封タイミング・位置情報・端末情報などを含むトラッカーを自動ブロック
    ・メールプロバイダーを変えずに、匿名性を高められる
  • フィンガープリンティング・リンクトラッキングの防止
    ・ブラウザや端末の識別情報を使った追跡を遮断
    ・リンクに埋め込まれた個人識別子も除去
  • Google Topics・FLEDGEなどの新型トラッカーにも対応
    ・Chromeの新しい広告技術による個人データ収集をブロック
    ・AMPリンクの回避やFacebook埋め込みコンテンツの遮断も可能

おすすめの使い方

  • 検索エンジンを切り替えて、日常の検索を安全に
  • ニュースサイトやブログを読む前に、プライバシー評価を確認
  • メール登録時にDuckアドレスを使って、トラッカーを遮断
  • 公共Wi-Fi利用時にHTTPS強制で通信を保護

導入手順(簡易)

  1. DuckDuckGo Privacy Essentials(Chromeウェブストア) にアクセス
  2. 「Chromeに追加」→ 拡張機能を有効化
  3. 検索エンジンが自動でDuckDuckGoに切り替わり、アイコンが表示される
  4. アクセス中のサイトのプライバシー評価を確認 → 必要に応じて保護をON/OFF切り替え

注意点・デメリット

  • 検索結果はGoogleよりシンプル:精度や情報量はやや控えめだが、プライバシー重視なら十分
  • 一部サイトで表示崩れが起こることも:トラッカー遮断により、埋め込みコンテンツが非表示になる場合あり
  • メール保護機能はDuckアドレスの取得が必要:別途登録が必要(無料)

こんな人におすすめ

  • 検索履歴や閲覧情報の追跡を防ぎたい人
  • 安全なサイトかどうかをすぐに判断したい人
  • メールやリンクのトラッカーに不安がある人
  • プライバシーを守りながら、日常のネット利用を続けたい人

uBlock Origin – 高性能広告&マルウェアブロッカー

この拡張機能で解決できる悩み

  • 「広告が多すぎて、ページが見づらい」
  • 「怪しいサイトにアクセスした時、マルウェアが心配」
  • 「トラッキングされている気がして落ち着かない」

主な機能と特徴

  • 主要な広告・トラッカーを自動遮断
    ・広告バナー・ポップアップ・動画広告などを非表示
    ・サードパーティのトラッカーを検出してブロック
  • 軽量設計で動作が速い
    ・ChromeのManifest V3仕様に準拠し、ページ読み込みにほぼ影響なし
    ・メモリ消費も少なく、他の拡張機能と併用しやすい
  • 定期的なフィルター更新
    ・開発者が管理するフィルターリストが自動更新され、最新の広告手法にも対応
  • 設定不要で即使える
    ・インストールするだけで動作開始。初心者でも迷わず使える

おすすめの使い方

  • ニュースサイトやブログの広告除去:読みやすさと集中力を向上
  • 怪しいリンクを開く前の予防策:マルウェア感染のリスクを軽減
  • SNSや動画サイトのトラッカー遮断:プライバシー保護と快適な閲覧を両立

導入手順(簡易)

  1. uBlock Origin Lite(Chromeウェブストア) にアクセス
  2. 「Chromeに追加」→ 拡張機能を有効化
  3. 自動的に広告・トラッカーが遮断される(設定不要)

注意点・デメリット

  • オリジナル版より機能は簡素:高度なフィルター設定や要素非表示ルールは非対応
  • 一部広告はすり抜ける可能性あり:特に動画広告や埋め込み型広告は完全遮断できない場合も
  • 上級ユーザーには物足りない可能性:細かいカスタマイズを求める場合は他ツールとの併用がおすすめ

こんな人におすすめ

  • 広告やトラッカーを手軽に遮断したい人
  • Chromeで動作する軽量なセキュリティ拡張を探している人
  • 設定不要で即使える広告ブロッカーが欲しい人
  • プライバシー保護を強化したい初心者ユーザー

HTTPS Everywhere(by EFF)– 通信を常に暗号化

この拡張機能で解決できる悩み

  • 「HTTP接続のままアクセスしてしまい、情報が盗まれないか不安」
  • 「公共Wi-Fiでの通信が安全か心配」
  • 「どのサイトが暗号化されているか分からない」

主な機能と特徴

  • HTTP接続を自動でHTTPSに変換
    ・通信が暗号化されていないHTTP接続を、可能な限りHTTPSに自動変換
    ・サイトがHTTPSに対応していれば、常に安全な接続に切り替わる
  • EFF(電子フロンティア財団)とTor Projectが共同開発
    ・プライバシー保護に特化した非営利団体による開発で、信頼性が高い
    ・オープンソースで、コードも公開されている
  • 「すべてのサイトを暗号化」モード
    ・HTTPS対応が不明なサイトにも強制的にHTTPS接続を試みる
    ・初期設定では無効。必要に応じて手動でONにできる
  • ブラウザのアドレスバーで安全性を可視化
    ・HTTPS接続が有効な場合、鍵アイコンが表示され、通信が暗号化されていることが確認できる

おすすめの使い方

  • 公共Wi-Fi利用時のセキュリティ強化:カフェ・空港・ホテルなどでの盗聴リスクを軽減
  • HTTPリンクを踏んだときの自動保護:古いブログや掲示板のリンクも安全にアクセス
  • オンラインショッピング・ログイン時の安心確保:個人情報やパスワードの漏洩を防止

導入手順(簡易)

※2025年現在、Chrome版は開発終了・配布停止となっています。 Firefoxでは引き続き利用可能で、BraveやTor Browserには標準搭載されています。

  1. Firefoxユーザーは EFF公式サイト からアドオンを追加
  2. 拡張機能を有効化すると、HTTPS接続が自動で適用される
  3. オプションで「すべてのサイトを暗号化」モードをONにすることも可能

注意点・デメリット

  • Chromeでは利用不可:Manifest V3の影響で、Chromeウェブストアから削除済み
  • HTTPS非対応サイトでは接続失敗することも:「すべてのサイトを暗号化」モード使用時は注意
  • 主要ブラウザがHTTPS優先に移行済み:近年はブラウザ側でHTTPS接続が標準化されつつあるため、役割が限定的になってきている

こんな人におすすめ

  • 公共Wi-Fiをよく使う人
  • 古いリンクやHTTP接続が残るサイトにアクセスする機会が多い人
  • Firefox・Brave・Tor Browserを使っていて、通信の安全性をさらに高めたい人
  • プライバシー保護を徹底したいセキュリティ意識の高いユーザー

Privacy Badger – 自動学習型トラッカー遮断ツール

この拡張機能で解決できる悩み

  • 「広告やSNSの埋め込みから、勝手に追跡されている気がする」
  • 「Cookieを消しても、なぜか同じ広告が出てくる」
  • 「どのサイトがどんな追跡をしているか分からない」

主な機能と特徴

  • 自動学習型トラッカー遮断
    ・ユーザーの閲覧履歴を分析し、繰り返し現れる第三者トラッカーを検出
    ・追跡の兆候があるドメインを自動で遮断(赤・黄・緑のスライダーで可視化)
  • Global Privacy Control(GPC)信号の送信
    ・「個人情報の共有・販売を拒否します」という意思表示をサイトに自動送信
    ・GDPRやCCPAなどの法的権利を支援
  • Do Not Track信号の送信
    ・「追跡しないでください」というリクエストを全サイトに送信
    ・無視された場合は、Privacy Badgerが遮断を学習
  • 有用なウィジェットは“クリックで有効化”
    ・動画プレイヤーやコメント欄など、必要な埋め込みコンテンツはプレースホルダー表示
    ・ユーザーがクリックすると読み込みされる仕組みで、機能性とプライバシーを両立
  • Facebook・Googleのリンク追跡除去
    ・外部リンクに埋め込まれた追跡コードを除去
    ・SNS経由のアクセスでも安心
  • EFF(電子フロンティア財団)開発のオープンソースツール
    ・利益目的ではなく、ユーザーの権利保護を目的とした設計
    ・GitHubでコード公開、透明性が高い

おすすめの使い方

  • ニュース・ブログ・SNSを読むときの安心確保:埋め込みコンテンツや広告からの追跡を遮断
  • 複数サイトを横断する調査・学習時のプライバシー保護:繰り返し現れるトラッカーを自動検出
  • FacebookやGoogle経由のリンククリック時の追跡防止:リンクの安全性を確保

導入手順(簡易)

  1. Privacy Badger(Chromeウェブストア) にアクセス
  2. 「Chromeに追加」→ 拡張機能を有効化
  3. ブラウザ右上のアイコンをクリック → スライダーで遮断状況を確認・調整
  4. 自動学習が進むと、遮断対象が増えていく

注意点・デメリット

  • 初期状態では遮断数が少ない:学習型のため、使い続けることで精度が上がる
  • 一部サイトで表示崩れが起こることも:埋め込みコンテンツが遮断されるため、必要に応じて「クリックで有効化」
  • 広告ブロック目的ではない:広告そのものではなく、追跡を目的とした広告のみを遮断

こんな人におすすめ

  • 広告やSNSの埋め込みからの“見えない追跡”に不安がある人
  • Cookieや履歴を消しても広告がついてくることに疑問を感じている人
  • 自動で学習してくれる、手間のかからないプライバシー保護ツールを探している人
  • EFFの理念に共感し、信頼できる開発元のツールを使いたい人

Bitwarden – オープンソースのパスワード管理

この拡張機能で解決できる悩み

  • 「パスワードを使い回していて、セキュリティが心配」
  • 「複雑なパスワードを覚えられない」
  • 「ブラウザの保存機能だけでは不安」

主な機能と特徴

  • AES-256暗号化+ゼロ知識設計
    ログイン情報は端末上で暗号化 → サーバーには復号できない状態で保存
    Bitwardenの開発者ですら、ユーザーのパスワードを閲覧できない設計
  • オープンソースで透明性が高い
    ソースコードはGitHubで公開されており、誰でも監査・改善に参加可能
    セキュリティ団体や技術者からの信頼も厚い
  • 自動入力・自動保存機能
    ログインフォームを検出 → ワンクリックでユーザー名・パスワードを入力
    新しいログイン情報は自動で保存提案される
  • 強力なパスワード生成ツール
    ランダムな文字列を即生成(文字数・記号・大文字などを自由に設定)
    推測されにくい安全なパスワードを簡単に作成可能
  • クラウド同期でどこでも使える
    PC・スマホ・タブレット間で保管庫を同期
    Chrome・Firefox・Edge・Safari・Braveなど主要ブラウザに対応
  • 複数アカウントの切り替えも可能
    個人用・仕事用など、最大5アカウントを同時に管理可能
    保管庫ごとにロック状態を確認・切り替えできる
  • 二段階認証(2FA)にも対応
    TOTP(時間ベースのワンタイムパスワード)を生成・保存
    Ente Authなどの認証アプリと連携可能

おすすめの使い方

  • すべてのログイン情報をBitwardenに集約:使い回しを防ぎ、セキュリティを強化
  • パスワード生成ツールで強力なパスワードを作成:SNS・銀行・メールなど重要なアカウントに活用
  • 自動入力でログイン作業を効率化:毎日のログインがワンクリックに
  • 緊急用シートを紙で保管:万が一の事故や記憶喪失に備えて、マスターパスワードを安全に保存

導入手順(簡易)

  1. Bitwarden(Chromeウェブストア) にアクセス
  2. 「Chromeに追加」→ 拡張機能を有効化
  3. Bitwardenアカウントを作成(無料)
  4. ログイン情報を保管庫に追加 → 自動入力・保存が可能に
  5. 必要に応じて二段階認証や複数アカウント切り替えを設定

注意点・デメリット

  • マスターパスワードの管理が重要:忘れると保管庫にアクセスできなくなるため、緊急用シートの作成がおすすめ
  • 無料プランでも十分使えるが、企業利用や高度な機能はPro版が必要
  • Safariでは一部機能が制限される場合あり:拡張機能がデスクトップアプリに統合されているため

こんな人におすすめ

  • パスワード管理に不安がある初心者
  • 複数端末で安全にログイン情報を同期したい人
  • オープンソースの透明性を重視するセキュリティ意識の高いユーザー
  • 二段階認証や強力なパスワード生成を活用したい人

まとめ|“なんとなく不安”を、確かな安心に変える

ネットを使うたびに感じる、漠然とした不安。 「このサイト、安全かな?」「広告に追跡されてる?」「パスワード、大丈夫?」 そんな疑問を放置せず、Chrome拡張機能で“見えないリスク”に備えることが、今の時代の基本防御です。

今回紹介した5つのツールは、どれも無料で導入できて、初心者でもすぐに使えるものばかり。 しかも、開発元の信頼性が高く、更新も安定しているため、安心して長く使えるセキュリティパートナーになります。

  • DuckDuckGo Privacy Essentials:検索・閲覧の追跡を防止
  • uBlock Origin Lite:広告・マルウェアを軽量遮断
  • HTTPS Everywhere:通信を暗号化(※Chromeでは非対応)
  • Privacy Badger:自動学習でトラッカーを遮断
  • Bitwarden:パスワード管理を安全に一元化

「何から始めればいいか分からない」なら、まずは1つだけでも導入してみてください。 “安心してネットを使える”という感覚は、想像以上に快適です。

以上、【Chrome拡張機能まとめ】安心して使える!セキュリティ強化5選【セキュリティ・プライバシー強化】でした。

hajizo
hajizo

では、おつかれさまでした~

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