Adobe Illustrator

【Adobe Illustrator】新規ドキュメントの開き方

イラストレーターで新規書類を開こうとすると、いくつもの候補がパネルに用意されます。
どの形で開くのが最適なのかわからない場合にはこのページを参考にしてください。

WindowsとMacの共通キー
WindowsとMacの共通キー

新規ドキュメントの開き方

イラストレーターを起動し、左上の「ファイル」→「新規」を選びます。(すぐ左に「Ctrl+N」とあるので、ショートカットキーの「Ctrl+N」でも開くことができます。

どのタイプの新規ドキュメントを開くか、いくつかの種類が選択できるようになっているので、「プリント」や「Web」などの必要な書類を選択し、右下の作成ボタンを押します。

新規書類が開いたので、ここで自由に描くことができるようになります。

ですが、初めてイラストレーターを開いた人にとっては、どの条件で新規書類を作るのが適切なのか全くわからないと思います。ですので以下に条件ごとに開くべき書類をまとめます。

定型印刷物をつくるとき

「印刷」タブを選びます。

「すべてのプリセットを表示+」をクリックし、全てのプリセット(ドキュメント形式)を表示させます。

印刷物の場合には、用紙サイズが決まっているので印刷したいサイズを選択し、方向「縦横」を決め、左下の「作成」ボタンを押します。

今回は、「A4」で「縦」方向を選びます。

白い部分が「アートボード」と呼ばれ、A 4サイズ(210mm×297mm)の大きさになります。 この白いところに図柄を描けば、印刷用紙をはみ出さずに印刷物を作れます。

用紙のサイズと主な用途

サイズ寸法(mm)主な用途
A判A0841×1,189野外大型ポスター
A1594×841大型ポスター
A2420×594新聞の一面
A3297×420選挙ポスター
A4210×297一般書類、プリント、チラシ
A5148×210手帳やパンフレット
A6105×148はがき
A774×105ポケットティッシュ
B判B01,030×1,456屋外、駅構内のポスター
B1728×1,030駅構内のポスター
B2515×728壁掛けカレンダー、キャンペーン用ポスター
B3364×515中吊り広告
B4257×364新聞折込チラシ
B5182×257大学ノート、雑誌
B6128×182手帳、コミック本
B791×128パスポート
用紙のサイズと主な用途

Webで使うとき

「Web」タブを選びます。

「すべてのプリセットを表示+」をクリックし、全てのプリセット(ドキュメント形式)を表示させます。

Web の場合には、ディスプレイで見るため、ディスプレイサイズを意識して横の長さを決めます。1920、1280、1024などはパソコンを選ぶ際にモニターサイズでよく見かける数値です。縦のサイズは、コンテンツが増えれば高さも増えるので、あまり気にする必要はありません。

今回は、「1024×768」を選びます。

白い部分が「アートボード」と呼ばれ、(1024ピクセル×768ピクセル)の大きさになります。 この白いところに図柄を描けば、ブラウザでフルスクリーンで見た時に横スクロールが出ないですみます。

ところで、1366、1920、1280、1024など横サイズが指定されていますが、自分で作るブログやHPなどであれば、この付近の数字であれば多少大きさが違っていても全く問題ありません。業務用の場合には横サイズが依頼元より指定されるのでそれに従います。

動画で使うとき

「フィルムとビデオ」タブを選びます。

「すべてのプリセットを表示+」をクリックし、全てのプリセット(ドキュメント形式)を表示させます。

動画の場合には、アスペクト比(縦横比)でサイズを指定します。現在主流のアスペクト比は「16:9」のワイドサイズで、地上波デジタル放送やDVDなどに多く使用されています。

対して、デジタル放送に切り替わる前のアナログ放送のアスペクト比は、「4:3」でスタンダードと呼ばれていました。新規に作られる映像ではもはや使われることはないでしょう。

参考までに、YouTube公式の推奨アスペクト比は「16:9」で、解像度は1280×720です。ただ、ディスプレイの解像度は今も進化しているので、この推奨解像度も程なくして変わるかもしれません。

今回は、「HDV 1280×720」を選びます。

市松模様の部分が透明を表しています。再生機器により、上下左右が切れることもあるので、文字などは 緑の枠内に納めます。

スマホやタブレットで使うとき

「モバイル」タブを選びます。

「すべてのプリセットを表示+」をクリックし、全てのプリセット(ドキュメント形式)を表示させます。

スマホの場合には、アスペクト比が各社バラバラですが大きく違いがあるわけではなく、大体の基準は「16:9」→「18:9」→「21:9」というふうに進化しています。タブレットではもう少し縦横比が近くなります。目的のスマホやタブレットのサイズを確認しましょう。

今回は、「iPhone X 1125×2436」を選びます。

白い部分が「アートボード」と呼ばれ、(1125ピクセル×2436ピクセル)の大きさになります。 この白いところに図柄を描けば、スマホやタブレットのサイズに合ったものができます。

「アートとイラスト」について

「印刷」タブを選びます。

「すべてのプリセットを表示+」をクリックし、全てのプリセット(ドキュメント形式)を表示させます。

「アートとイラスト」の場合には、ポストカードやポスターなどの印刷用の定型サイズも選べるようになっていますが、基本的にディスプレイ上でアートワークを描くという前提です。よって初期カラーは RGB になっています。

制作物を印刷する前提であれば、左側の「カラーモード」を 「RGBカラー」から「CMYKカラー」に、「ラスタライズ効果」を「スクリーン(72ppi)」から「高解像度(300ppi)」に変更してから「作成」ボタンを押します。

また、「RGBカラー」で途中まで作成したものを「CMYK カラー」に変更したい場合には、「ファイル」→「ドキュメントのカラーモード」で「CMYKカラー」に変えます。

今回は、「ポストカード」を選びます。

初期カラーである「RGB」が使われていると出ています。

「無料テーンプレート」について

「無料テーンプレート」タブを選びます。

「無料テーンプレート」では、無料の完成された作品データが用意されているので、気に入ったものがあればダウンロードして、自分の欲しい形に編集加工することができます。
興味のある作品を選択し、右の「プレビューを表示」を選ぶと 大きく表示されます。「ダウンロード」でファイルを入手できます。

ダウンロードしたファイルについては 図のように 左上にチェックマークがつきます。

「保存済み」について

「保存済み」タブを選びます。

テンプレートでダウンロードしたものが表示されます。

「最近使用したもの」について

「最近使用したもの」タブを選びます。

最近使用した定型のドキュメント一覧が表示されます。

なお、最近使用したファイルの一覧は、下の画像のようにイラストレーターを起動した時の最初の画面に出ます。

どの書類を選べばよいか分からないとき

練習でイラストレータを触る場合などは、新規ドキュメントの形はどれでも大丈夫ですが、「アートとイラスト」タブを選ぶと出てくる「A4」が無難です。

「A4」を選びます。 

 通常「A4」は、印刷を前提としているためCMYKカラーで書類が開きますが、「アートとイラスト」の「A4」はRGBカラーで書類が開きます。
RGBカラーは画面色なので、描くものが鮮やかに見え気持ちも昂ります。

まずはこの書類上でイラストレータの練習をしましょう。サイズの違う書類にコピペする際も、イラストレーターのデータはベクトル形式なので劣化なく移動できます。

以上、【Adobe Illustrator】新規書類の開き方でした。

hajizo

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では、おつかれさまでした~

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