この項目は有線LAN接続の状態や詳細を管理する場所です。ここでは接続が「パブリック」か「プライベート」かを選び、セキュリティや共有機能を切り替えられます。パブリックはカフェやホテルなど不特定多数の環境向けで、PCを見えにくくし安全性を優先。プライベートは自宅や会社など信頼できる環境向けで、ファイル共有やプリンタ利用が可能です。また、IPアドレスやDNSの設定変更、プロキシやMACアドレスランダム化など細かい調整も行えます。
設定の開き方

画面下の「スタートボタン(Windows アイコン)」をクリックし、画面内の「設定」をクリックします。

左メニュー「ネットワークとインターネット」を選択し、右側の「イーサネット(またはWi-Fi)」を選択します。
パブリックネットワークとプライベートネットワーク

パブリックネットワーク
プライベートネットワーク
ファイアーウォールとセキュリティ設定の構成
「はい」を選ぶと、下のようにWindowsセキュリティの設定パネルが開き、ファイアーウォールとセキュリティ設定の確認ができます。これに関しては別記事で解説しています。

認証設定(IEEE802.1X認証)


一般家庭であればここはオフでよい。企業や学校などであればオンにするが、その際はネットワーク管理者が関わってくるので個人で変更すべきではない。
これは ネットワークに接続する前に「本人確認」をする仕組み。会社や学校などのネットワークでよく使われ、ユーザー名や証明書を使って「この人は接続していい人か」をチェックする。
オフの場合(通常の家庭環境)
オンの場合(企業や学校など)
従量制課金接続

従量制課金接続 は、通信量に応じて料金が発生する回線向けの設定。
⇒ 自宅の光回線ならオフ、モバイル回線やデータ制限がある環境ならオンにするのが基本。
「このネットワーク上のデータ使用量を制御するためのデータ通信量上限を設定する」を選ぶと、ソフトごとのデータ通信状況が一覧で表示され、データ通信量の上限設定を設けることも出来る。
IPアドレス
ここではIPアドレスの数値を確認できます。

「IP割り当て」と「DSNサーバーの割り当て」は通常「自動(DHCP)」になっていますが、私の場合は手動で割り当てているので上のようにアドレス数値が表示されます。
ポート開放したいのであれば、手動で数値を割り当てるので「編集」を選び、各項目の数値を手入力します。また、どのポートか指定する作業はwindowsの設定ではなく、ブラウザでルーター設定を編集する作業となります。
イーサネットのヘルプ

以上、 Windows 11 パブリックネットワーク・プライベートネットワーク・IPv4・IPv6[設定>ネットワークとインターネット>イーサネット]でした。

では、また~

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