世の中ではSNSでtiktokやx、Instagramなど手軽な情報発信方法が数多く出回るようになった。YouTubeなどは特に情報発信力が強い。
なのになぜ未だに、文字を中心としたブログを発信している人がいるのか。これからブログは少なくなっていくのか。それとも、相変わらずブログで情報発信をする人は、一定数継続して存在し続けるのか?
SNS全盛の時代に、なぜまだブログを書く人が存在し続けるのか――これは「発信媒体ごとの性質の違い」を理解すると腑に落ちる。
結論から言うと:
ブログは“消えない”。むしろゆっくり縮小しながらも、一定数は必ず残る。
SNSとは役割が根本的に違うから。
SNSとブログは「目的」が全く違う
SNS(TikTok / X / Instagram / YouTube)
SNSは“見てもらうメディア”。
ブログ
ブログは“じわじわ働き続ける資産メディア”。
なぜSNS全盛でもブログを書く人が一定数い続けるのか?
理由①:検索からの「安定的な読者流入」がある
SNSはバズれば伸びるけど、
静かになったら終わる。(←情報のアンテナを張り続けるのは相当の負担)
ブログは
記事が資産化して、ほっといても毎日アクセスが来る。
これはSNSには絶対できない。
理由②:ブログのほうが収益が安定する
- アドセンス
- アフィリエイト
- 自分の商品リンク
- メルマガへの導線
SNSより単価が高い。
YouTubeは強いけど、参入障壁が高く、安定収益まで時間がかかる。
ブログは小資本で始められて固定費がほぼゼロ。
理由③:体系化した情報は“文章”が最強
料理レシピ、法律、医療、ネットワーク、葬儀、便利グッズ、節約……
深い情報は結局、文章のほうが理解しやすい。
SNS動画は分かりやすいけど、
「必要な部分だけ後で読み返す」が極めて難しい。(←新しい情報ストックの手段が望まれる)
理由④:SNS依存のリスク回避(BAN・アルゴリズム変動)
SNSはすぐに空気が変わる。
アカウントBAN、凍結、規約変更、リーチ減少は日常茶飯事。
ブログは自分の家のようなもの。
消えないし、アルゴリズム変動の影響もSNSより小さい。
理由⑤:発信者側の「自由度」が段違い
SNSは短文・短動画向け。
長文は嫌われる。
ブログは何千文字でも自由。
深掘りもできるし、思考整理にもなる。
これからブログは減るのか?
◇ 全体としては確実に“緩やかに減る”
だから「ブログ全体」の母数は減る。
◇ それでも“なくならない理由”は明確
ブログが担っている役割が、SNSや動画で代替できていないから。
特に専門知識系・ニッチ系の分野はブログでしか成立しない。
結論
- 深い考察と詳細な情報提供:
ブログは、文字数やフォーマットの制約が少ないため、一つのテーマについて深く掘り下げた論理的な文章や、詳細な分析、専門的な知識を提供でる。これは、短い投稿や視覚情報が中心のSNSでは難しい領域。 - 体系的な知識の蓄積と整理:
ブログは記事がカテゴリーやタグで整理され、過去の記事がアーカイブとして残りやすいため、ユーザーは特定のトピックについて体系的に学習したり、情報を検索したりしやすいという利点がある。SNSでは投稿がフローで流れがちで、過去の情報を探しにくい場合があります。 - 自己準拠的な主題の確立と議論の深さ:
ブログは個人の思想や研究成果を自己準拠的に展開する場として優れており、存在意義に関わる重要な主題定立や、常識や自明ではない問題の提起と考察を行うことができる。 - 所有と永続性:
ブログプラットフォームにもよりますが、ブログはドメインやコンテンツの所有権がユーザー側にあるため、プラットフォームの規約変更や閉鎖といった外部要因の影響を受けにくい。
ブログは縮小するが、絶対に消えない。
そして情報を“深く伝えるメディア”として、今後も一定以上の発信者に支持され続ける。
むしろ今後は、
と二極化する可能性が高い。
以上、【ブログの終焉】SNS全盛時代に文字主体のブログは生き残るのか?でした。

では、おつかれさまでした~


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